GeneXusの数値型についての覚え書きです。
1.Numeric型
この数値型の変数は以下のような構成を宣言したものです。
1桁目:符号 又は 整数部
2桁目:整数部
3桁目:整数部
4桁目:整数部
5桁目:小数点
6桁目:小数部
7桁目:小数部
8桁目:小数部
「8」は符号、整数部、小数点、小数部全てを含めた最大文字数を表します。
「3」は小数部の最大文字数を表します。
2.Numeric型 使用例
ex1) 符号なしの最大桁
ex2) 符号ありの最大桁
ex3) 最大8桁であっても小数部の桁領域に整数を使うことはできない
3.Value range
Numeric(8.3-)の使用範囲は「9999.999 ~ -999.999」となります。
整数部の桁を合わせたい場合はValue rangeを使います。
書式は使用可能範囲を「:」コロンで結合、
例えば「-88:」だと-88以上の数値を扱うことができるようになります。
4.Value range 使用例
ex1) Value range設定前は入力可能であった整数部4桁、小数部3桁の入力が
Value rangeの設定によってできなくなりました。
ex2) 符号なしの最大桁
ex3) 符号ありの最大桁
ex4) -999.999~999.999の範囲内の数値
ex5) Value range「-88:」を設定した場合