iOSDC Japan 2017に参加しました

こんにちは。
iPhoneエックスって読んじゃいます、mukaiyachiです。

開催日からだいぶ日にちが経ってしまいましたが、先月行われたiOSDC Japan 2017にスタッフ数名で参加しました。

iOSDCとはiOSやその関連のことを題材にしたカンファレンス、簡単に言うと大規模な勉強会です。

開催場所は早稲田大学理工学部。
八戸から新幹線に乗って東京に向いました。

ちなみに東京ではラブライブ！サンシャイン!!が流行っているようです。
10月よりアニメ第2期が始まります。

トークは大学内の4つの部屋に分かれて行われ、一番メインの広い部屋はこんな感じです。

このように多くの開発者が集まって、各発表を聞いたり質問をしたりしました。

同時にいくつものトークが行われましたが、面白そうなものや勉強になりそうなものばかりでした。様々なトークを聞きましたが印象に残ったものを紹介します。

個人的に聞いた中で技術的に特に参考になって面白かったのはこの2つ。

1. 『最近話題のあのサービスの番組表の実装を紐解く』
2. 『飛び道具ではないMetal 』

『最近話題のあのサービスの番組表の実装を紐解く』

あのサービスというのはもちろんAbemaTVのことです。
AbemaTVの番組表はすごく良く出来ていて、前々からこれはどうやってできているんだろうと疑問に思っていたので話をきくことができて良かったです。
これまでTableViewで作ったりCollectionViewで作ったり様々な試行錯誤があって、いまのScrollViewを基盤にした実装にたどり着いたとのことでした。
これまでの試行錯誤をGitHubで公開してくださっているので参考にさせていただきたいと思います。
https://github.com/KyoheiG3

『飛び道具ではないMetal 』

飛び道具ではないMetal #iOSDC from Shuichi Tsutsumi

スピーカーの堤さんも言っていたように、正直Metalはゲームを作る人向けのもので、自分たちとは遠い存在だと思っていました。
しかしUIKitやCore Animationの下ではMetalが動いていることを知り、ぐっと身近な存在になりました。
UIImageViewに画像をセットすることを、多くのコードが必要になるがMetalでも同じことができるんだということも紹介していて、それを細かくそれぞれの部分が一つ一つ何を行っているか説明していて大変ためになりました。
何事も深いところを学んで基礎を覚えるのが大事だと改めて思いました。
だけど、最後の質疑応答で、普通にUIImageViewに画像セットするのと、Metalでごりごり実装するのとどっちが処理速いですか？という質問があって、普通にやったほうが速いというオチがあって面白かったです。
そこはAppleさんがうまいことやっているとの事です。

ネタ的に面白かったのは、突然乱入してきたbuildersconの主催者、牧さんが話してくださった、おいしい肉の食べ方についてです。

Anovaという道具を使うと美味しく調理できるそうです。
また牧さんはミートガイというサイトでいつも肉を購入しているそうです。
あと2cm以上厚さがないステーキ肉は肉ではなく紙であるとのことです。

ライトニングトークも聞きました。
5分と時間が限られていますが、面白い話やためになる話がたくさんありました。
徳島から参加して話をしている方もいて、地方在住として参考になりました。

サーバーサイドSwiftのフレームワーク、Vaporについて紹介している方もいました。

QRコード読み込んで謎を解くと5000兆円ゲットできます。

これら以外のトークも役に立つものばかりでした。
こちらのページが良くまとまっているので参考にしてみてください。

iOSDC 2017 まとめ

トーク以外にも、カンファレンスのスポンサー企業さんのブースがあって、そこで展示を見たり話を聞いたりすることができました。
その中でもハンズラボさんはポスレジアプリ「HandsPOS」を展示していました。
弊社はiOSではなくAndroidですが、ポスレジアプリを開発しているので、特に関心をもって操作してみたり、どうやって動いているのか質問したりさせていただきました。
プリンタからは人材募集について書かれた粋なレシートがでてきました！
QRコードを読み取るとハンズラボの紹介ページに飛びます。