[おすすめIT映画紹介]バトル・オブ・シリコンバレー

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こんにちは。
夏といえばキャンプの季節、mukaiyachiです。

皆様、週末いかがお過ごしでしょうか
なかには3連休という方もいらっしゃると思います。

休日には何処かへ出かけるといった人が多いと思いますが、
この休日を利用して家でゆっくり映画を見るというのも良いかもしれません。

IT企業やプログラミングに関連した映画としては2011年に日本で公開された『ソーシャルネットワーク』が有名ですが、私がおすすめしたい作品は『バトル・オブ・シリコンバレー』です。

バトル・オブ・シリコンバレー

原題は『Pirates of Silicon Valley』で、1999年にアメリカで製作された作品です。

実話を元にして作られた作品で、スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツの2人に焦点をあてながら、AppleはMacintoshを、MicrosoftはWindowsを作るに至った経緯と、2人がコンピューター業界の覇権を巡る日々が描かれています。

この作品の見どころを自分なりにいくつか簡単に上げていきます。

①海賊同士のバトル
原題にもあるようにAppleとMicrosoft、この2社が現代の海賊として描いています。
ジョブズとゲイツ、性格は全く正反対のように見える2人に共通しているところは、どちらも天才的な詐欺師であるという点。
2人がいかにして人を説得して丸め込むか、いかにして他の人が作った技術を盗んで自分のものにしていくかが注目です。

②当時の時代背景がわかる
いまや世界的に大企業となった、AppleとMicrosoft。
この2つの企業がどのような時代にどのような環境で誕生したのか知ることができておもしろいです。
当時はIBMがコンピューター業界の大企業としてすでに存在している時代。
IBMはみんなスーツを着て社歌をみんなで歌う企業として作品内では描かれています。
ジョブズはAppleをIBMみたいにはしたくない、もっとクールな会社にするんだと鼻息を荒くします。
一方、ゲイツはIBMから大金を得ようとまだ存在しないソフトウェアを売り込みに鼻息を荒くします。

③最低なカリスマ、ジョブズ
2011年に亡くなったスティーブ・ジョブズ。
生前も今現在も、そのカリスマ性は他とは類を見ないものがあります。
そんなジョブズも完璧な人間ではなくて、自分の娘を認知しなかったり、社員にきつくあたったり、駄目な部分がたくさんあります。
1985年に自分が作ったAppleを追放されてしまうのですが、この作品を見るとそれも何だか納得できてしまいます。
後にジョブズは娘を自分の子どもとして認知して、一緒に家族として暮らしたとのことで本当に良かったです。

④がんばれ、ゲイツくん!
億万長者というイメージの強いビル・ゲイツ。
たまには憎まれてパイをぶつけられることもあるようです。
だけどこの作品をみると何故か応援したくなってしまいます(笑)
自分たちよりも先にAppleが勢いにのられてしまい、勝つために奮闘する姿が描かれていて、
スマートなジョブズとは反面、泥臭いやりかたでがんばるとても憎めないキャラクターとして描いています。

⑤ジョブズ&ウォズニアック、ゲイツ&バルマー
ジョブズやゲイツは知っているという方は多いかもしれませんが、
ジョブズにはウォズニアック、ゲイツにはバルマーという重要な相棒がいました。
ジョブズとゲイツはこの良き相棒がいたからこそ成功できたといえるかもしれません。
作中ではそれぞれのコンビネーションも見どころです。

 

いかがでしたでしょうか。
最初はただの学生だった2人が、パソコンという新しい産業への扉を開き、やがて世の中から注目され、その後お互いが有利な立場になるために火花をちらして駆け引きをする場面はとてもわくわくしました。

ただし、映画ですので事実と同じところもあるかと思いますが、大げさに描かれているところもあるでしょうし、もしかしたら事実とは異なることも描かれているかもしれません。
信じるか信じないかはあなた次第です!

レンタルビデオ店にもおいてありますので、興味をもった方はぜひ見てみてください。

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